特殊排水継手方式は、通常の排水継手とは異なる形の継手のことです。当初欧州で開発され、わが国に導入された後、わが国独自の物も数社で開発され集合住宅・ホテルなどを中心に普及が進みました。
特殊排水継手方式の特徴は、一般に通気管としては伸頂通気管のみを有し、各階の横枝管接続部に特殊形状の継手を用いている点にあります特殊排水継手方式は排水竪管と横枝管の流れが交差する事によって発生する乱れを極力避け、横枝管の流れを竪管内に円滑に流入させるように工夫して、竪管内の流速を減ずる効果を上げ、伸頂通気方式よりも性能向上を図っているものと、性能はあまり向上しませんが、集合住宅やホテル客室における床上配管の為の、施工性の向上を図っているものとがあります。東京トルネードは、様々な特殊排水継手の施工に対応しております。
弊社では、内部の真ん中部分に、セパレートがついている「ソベント通気継手」にも対応しております。セパレートの施工については竪管及び横枝ますからの施工で可能となります。一番難関なのが箱上部の施工ですが、トルネード専用車(80m³)
の使用により研磨材が上部に当たり、研磨可能。ライニング時は横枝管から投入したライニング冶具(特許)
により、箱上部を平滑・塗り残しが無いように良好な施工が可能です。(その他、施工方法は企業秘密も有り)
東京トルネードは、「セクスチァ施工」にも対応しております。施工方法は以下の「コア・ジョイント施工」と同様です。羽根裏側の研磨は専用ボールを投入しボールに研磨材を当てその跳ね返しにて羽根裏側の研磨を行います。
東京トルネードは、「コア・ジョイント施工」にも対応可能です。
コア・ジョイントの施工方法は各排水横枝管からの施工が不可欠です。また竪管からのみではコア・ジョイント内部の研磨・ライニングを行う事はできません。施工にあたっては、研磨時の風量が70m³/min必要となります。風量が確保出来なければ研磨剤が管底部のみしか走る事が出来ず下地処理が確実とは言えません。
トルネード専用車(80m³)では風量を確保する事が可能であり、各横枝管から施工した研磨材がコア・ジョイント内部にランダムに飛び当たり研磨が確実に行えます。ライニング時にはコア・ジョイント内部を平滑・塗り残しが無いように良好に塗りこむ為のライニング冶具(特許)を使用します。